FF12IZJS ROUND9 -赤点人生.1-
こいつまたFF12IZJSやっているぞ……真面目な話こうでもしないとこのブログの更新を完全にしなくなってしまうのと、クリアしてもういいわってなった後にやりたくなったのでまた周回する事にした。記事として書くのは9周目だが普通にプレイした分含めると20周近くなるのかな、よく飽きずにやれるな。
そんなわけで赤魔戦士一人旅。タイトルに赤点を入れたのは赤の付くそれっぽいものが浮かばなかったので持ってきただけ。私自身が歩く赤点みたいなものなのでまあいいかといういう事で。以下折り畳み。
取り敢えず赤魔戦士とはどういうジョブなのか。正直あまり使った事はないのだが、近接戦闘も魔法もこなせるよく言えば何でもできる万能な、悪く言えば器用貧乏なジョブ。やれる事は多いのだが、専門職が周りにいるとあまり目立たない、どちらかと言えばサポート向けのジョブだという印象。
近接武器としてメイスを用いる。メイスは通常の武器と異なり武器の攻撃力の他に主に装備者の魔力をダメージ計算に用いる。赤魔戦士は近接ながらも魔装備が主になるため、たたかうによる火力は出しやすいと思われる。近接の基本性能である片手剣に比べ、回避は低いがCTは低いのであまり違和感はない気はする。
召喚獣の橋渡しが必須ではあるが一部両手剣を装備することが可能。盾も源氏の盾以外装備可能で一部重装備も装備できる。魔法は一部の白魔法、一部の黒魔法、一部の時空魔法、緑魔法、裏魔法が扱える。このうち裏魔法が赤魔戦士特有のアビリティになる。弱点を突いたダーガやアーダーの火力性能は高め。白魔法もプロテス、シェルを扱えるために多少のダメージは防げ、黒魔法も最低限のラ系を覚えられる。時空魔法もリフレクを使えるため一部で対策が出来るかもしれない。
……と、取り敢えず良いところを並べてみたが、当然短所も存在する(というより、存在するからこそのジョブシステムではある)。
まず一部の有用な魔法が使えない。バフ効果のあるヘイスト、FF12において重要性がとても高いブライン、スリップ付与のバイオ、この辺りが使用できないのは痛い。ぶっちゃけブラインが出来ないだけで痛い。盾が装備できるためにブラインが使えないと考えれば妥当なのかもしれないが……。
次に火力が半端。高められると言えば高められるのだが、メイスによるたたかうはナイトのたたかうよりダメージを出しづらく、魔法も魔法でラ系の属性魔法では終盤足りなくなるし(そもそも一人旅だと魔法攻撃は半端になるので扱い難い)、ダーガもダーガでアンデッドの多いFF12では無効・吸収されやすい。火力が高められないのは以下の要因にも繋がっている。
何よりも耐久力がない。HPに関しては底上げオプションが累計で1235しかない。ヴァンの基礎HPはLV1で82~83なので1318にしかならない。今までのジョブ一人旅ではいつも大灯台でレベルを上げるハメになっていたのだが、この周回はもっと早い段階でレベルを上げる事になるのかもしれない。また、瀕死防御力UPも習得できないので常にHPは余裕を持たないとならない。瀕死魔力UPがあるのだが、HP維持は困難と考えておきたい。
とまあ、一人旅をするには欠陥要素の強いジョブではあるなあという周回前の感想。以前赤魔戦士の一人旅は前例があるとどこかで書いた記憶があるのだが、それを見たのがニコニコ動画で、赤魔戦士を用いての召喚獣サポート役なので、それとは違うものにはなるという事にした(実際召喚使うのがベリアスで門開放ぐらいしかないので違うものにせざるを得ない)。
↑件の動画。召喚獣を従える数が多ければ多いほどラスボスの不滅なるもののステータスが高くなるので実は召喚獣を用いるプレイでも大変だったのではと思える。
脱線が酷くなる前に周回の前提、所謂制限内容だけ。と言ってもいつもの組み合わせ。
1.いつもの。今回火力も耐久も低いのでアーシェ辺りでやろうかと考えたのだが、そんな変わらない気もしたので(レベルも上げるし)相変わらずのヴァン。ちなみにアーシェでプレイするとハシュマリム撃破まで盗むを使えないというとんでもないデメリットも存在するので、ヴァンにして正解だったと思う。移動中も基本一人のため、ゲストは基本的に納棺しておく。
2.いつもの。強くてニューゲームは論外として、弱くてニューゲームはたぶん詰む。
3.いつもの。ただし、デモンズウォール(奥)はターゲット取られる位置まで移動を行い。ラスボスの瀕死時にアイテム個数だけ確認する。いつもはセーブする時間を図っていたのだが、そんなに意味がないと判断したので今回はそれは行わない。ボス戦として認識するのは基本的に上部にHPバーが存在するものか、倒さないとエリアチェンジを行えないもの。ガンビットを設定できない最初のウェアラット*3、はぐれトマト、ルース魔石鉱でのバッガモナンはボス戦として認識をしない。
4.いつもの。仮にザイテングラートを入手出来ても初期レベル維持できるかは分からないが。
5.ぶっちゃけ序盤の稼ぎが少し大変になるだけなので短縮のために使いたいと思った。
そんなこんなでHP83MP33で開始。HP82で開始したほうがいい気はしていたが、すべてのHP+を開放したところで1235しか追加されず、タイラントの貫通グラビガを耐えるどころか普通の攻撃で死にかねないので気にしない事にした。いつも通りトマトを倒し、ファイアフライを回収し、LV1サボテンを5匹倒し(今回はうち1匹がLV2だったが、影響はない)、必要そうなアイテムを入手してさっさと水路に行くことに。
最低限必要なのはファイアフライ、ダイヤの腕輪、アーガイルの腕輪、ダークの魔片かエアロの魔片複数個。書いた順に取得EXPを0にする、トレジャーの中身変更と雷無効、暗闇無効、全体属性攻撃。
一度アーガイルの腕輪を忘れて王宮に侵入したためにリセットする状況になったので(この時プリン戦のために少し稼ぎも行っていた)、忘れ物はいけない。久しぶり過ぎて忘れたって事にしたが、単なる言い訳に過ぎない。
結局最低限必要なものに加えてスロウ、サイレス、魔法のカーチ、メディアスの服、メイスを持って行く事になった。消費アイテムは水路でも入手できるのだが、カウント面倒だったので省略。また、稼ぎのためにダークの魔片20個とエアロの魔片9個を入手したが、正直稼ぎが楽になったかと言われるとノーだったので、今後はエアロの魔片2個でいいとなった。
帝国兵*4 (挑戦回数3)
装備 | ガンビット |
ダガー | 最もHPの低い敵:エアロの魔片 |
なし | |
革の帽子 | |
革の服 | |
オルアケアの腕輪 |
BS最遅・倍速オフ
与ダメ163~186
いつもの。アマリアにトドメを刺されたらLPを入手できないので自分がトドメを刺すまでリセット。挑戦回数は王宮再侵入も含めている。エアロの魔片2個使用。
プリン*4戦のためにLP稼ぎ。一先ずLP25だけ稼いでアクセサリ3を開放し、たたかうと回復だけで行けるか試したが、初期HPでは数の暴力に屈するだけだったのでここでもエアロの魔片を用いる事にした。ゲストのアマリアは使用禁止なので自殺させておく。
プリン*4 (挑戦回数3)
装備 | ガンビット |
ダガー | 最もHPの低い敵:エアロの魔片 |
なし | |
革の帽子 | |
革の服 | |
ファイアフライ |
BS最遅・倍速オフ
与ダメ174~199
魔片をLP稼ぎに役立てるどころかボス戦で役立てる事になってしまった。アーガイルの腕輪が無駄になった瞬間。
取り敢えずここからがガラムサイズ水路での本番。取り敢えずここの稼ぎは面倒くさいとだけ。まず出会うモンスターはどいつもこいつもLP1で固定。単純に稼ぎたいLP分モンスターを倒さないといけない。
次に行動が厄介。戦えるモンスターと特徴は以下。
モンスター名 | 特徴 |
ウェアラット | ネズミ。 ステータスは高くないが動き回るために複数対一になる可能性がある。 レザーシールドをドロップする。 |
スティール | コウモリ。 ウェアラット同様ステータスは高くないが、周囲のモンスターを回復させる怪音波を行う。 無印では低確率でアームガードを盗めたが、IZJSでは同テーブルがポーションになっている。 |
ギガントード | カエル。 耐久力も火力もある。天使の詩で周囲のモンスターにリジェネを付与する。 稼ぎ中二番目にだるいモンスター。邪魔。 |
ガルキマセラ | 悪魔。 ギガントード程ではないが硬いし火力もある。 しかも周囲のガルキマセラとリンクするので複数対一になる。 通常攻撃にくらやみ付与効果があるので必然的に面倒。 稼ぎ中一番だるいモンスター。正直避けても良い。 |
ゴースト | オバケ。 火力はあるが耐久は低く、しかもセーフティを持っていないのでフェニ尾で確殺。 シルクの服を盗めるが、トレジャーで入手可能なので旨味は薄い。 |
取り敢えずこいつらを相手にし、最終的に魔装備2、魔装備3、盾装備1、メイス装備2、魔法チャージ、力強化、HP+110、行動時間短縮、消費MPカット、ターミネートチャージ、HP+270、魔力強化、魔力強化、魔力強化、魔力強化、魔力強化、魔力強化、魔力強化、魔力強化、魔力強化、裏魔法1、ガンビットプラスを開放。
魔力強化やHP+某が開放できるまでは墜落地点を起点としてステータスの低いウェアラットやスティールを倒し、セーブリセット。墜落地点の隣のエリアは比較的モンスターのステータスが低めなので事故の可能性は低い。飽きるので途中でギガントードも倒しに行っていたが、時間の無駄ではある。
魔力が30になる辺りから(稼ぎ中なのでファイアフライ装備時)ギガントードもある程度楽に倒せるようになった。7、8発かかるところが6、7発になるだけでも全然変わる。また、HPも380強化されるだけでだいぶ硬くなるので回復に行ってアマリアを納棺する時間も減らせる。魔力35にもなればガーゴイルやゴーストの現れるエリアでもだいたい安定して戦えた。もっとも、くらやみ状態をもらう可能性はあったのであまり戦闘をするべきではないのだが。とにかく、時間にして約8時間と30分ぐらいだろうか、このぐらいやってようやくブッシュファイアと戦闘した。戦闘前にバルフレアのガンビットに「バルフレア:たたかう」をセットしておく。
ブッシュファイア (挑戦回数3)
装備 | ガンビット |
メイス | HP<30%の味方:ハイポーション |
レザーシールド | 味方1人:毒消し |
魔法のカーチ | 敵1体:たたかう |
シルクの服 | |
オルアケアの腕輪 |
BS左から二番目・倍速オフ
与ダメ59~71
しゃくりや蹴りで60程、ファイアで70程くらう。普段は女神の魔石を装備してファイアの火力を減らしているが、何となくオルアケアの腕輪で挑んだ。ブッシュファイアのブッシュファイアは物理攻撃なのも理由にしていたと思う。この辺りのアクセサリの選択は割と自由でいいと思うのでお好み。ファイアのダメージを抑えたいなら女神の魔石、全体的に抑えてHPも底上げするならオルアケアの腕輪、火力優先ならファイアフライという感じで。ハイポーション5個、毒消し1個使用。
ちなみにハイポーションはウェアラットやスティールの弱いエリアのトレジャーにあるのでそこで荒稼ぎする。上に書いていなかったが、アイテムも並行して適度に集め、フェニックスの尾や毒消し何かがカンストしたらそのトレジャーはダイヤの腕輪装備をしてメテオライトやサビのカタマリの入手を狙った。その結果サビのカタマリ99個、メテオライト7個になった。
ナルビナ地下牢。特にすることもなく進める。
豚*3
装備もなく、殴るだけなのでガンビット等は省略。HP低いバルフレア→グィッチ→ガリドー→ダグザの順に攻撃した。
装備回収後、バルハイム地下道までは一直線で行こうと思ったが、アクアラの魔片だけあれば拾っていこうというスタンスで行った。結局トレジャーポップすらなかったのでそのまま進んだ。
バルハイム地下道でバッシュがゲストになるので納棺。ブロッホにいらないものを押し付けてとんがり帽子、バックラー、ドンムブ、ダーク、敵のHP関連と自分関連のガンビットを購入。
ゾンビ(女)からキリム織の服を盗む。魔道士の服入手までに火力と耐久を少しでも上昇させるのが目的。3%の確率だったが7匹目で入手できた。次はゲートを開けるためにバッテリミミックを1体だけ倒す。ゲートを開けるスイッチのある部屋に入ってすぐのバッテリミミックを対象にメテオライトA→サビのカタマリをやったのだが、サビのカタマリがどちらも最大HPの半分のダメージが出たためすぐに倒せてしまった。ゲートを開けたら最後の準備として残ったバッテリミミックを倒して魔道士の服をドロップさせる。
FF12IZJSにおける魔道士の服は防御21、魔力+6、MP+50の性能があり、順当にプレイすれば普通はエルトの里で入手する体魔装備となる。この段階で入手すればぶっ壊れ性能なのだが、これがないとリヴァイアサン艦隊のジャッジ*2+オマケ*4戦でほぼ確実に詰むので入手しないとならない。地下道を脱出すれば旅人の法衣を入手するチャンスはあるが、防御18と少し低い(それでもガリフの地で入手できる装備なので壊れ性能ではあるのだが)。
ということでドロップ1%の魔道士の服をいざ入手するか……なんて意気込んでいたら累計18匹目でドロップしてあっさり終了。取り敢えずセーブして魔装備5を開放し装備。道中の攻撃が全然ないので快適。1%だから少しでもドロップ率上げるためにタイニーミミックと普通のミミックを倒してチェインレベル上げてからやるぞなんて思っていたのだが、思った以上にスケルトンの攻撃が邪魔だったり、ミミック自体を倒すのにそこそこかかったり、それ以前に集団攻撃で死にそうになったので結局片っ端からバッテリミミックだけを殴るとかメモ帳に書いていたのだがそんなあっさりなあという気持ちもあるが、さっさと出てくれた嬉しい気持ちのほうが強いのでさっさと進める。
そんなわけで残ったバッテリミミックを絶滅させてさっさとミミッククィーン戦に。
ミミッククィーン
装備 | ガンビット |
メイス | 最もHPmaxの高い敵:メテオライトA |
バックラー | 最もHPmaxの高い敵:たたかう |
とんがり帽子 | |
魔道士の服 | |
ダイヤの腕輪 |
BS最速・倍速オン
与ダメ49~64
通常攻撃が雷属性で、サンダーバーストも雷属性のため地属性のグランドシェイク以外ノーダメージ。ぶっちゃけIZJSならダイヤの腕輪さえあればこいつ自体は全然苦戦しない。逆に言うとダイヤの腕輪を持って来ないと苦戦必至ではあるのだが。合計43ダメージだけくらって終了。
いつもだったらリヴァイアサン艦隊が終了するまで進めてから記事に起こしていたのだが、ここで記事にしないとここを一ヶ月何も書かないで終わらせてしまいそうだったので急遽ここを区切りにした。まあ既に一ヶ月間が空いてしまっているのだが……そんなこんなでFF12、また少しずつやっていく事になりました。こんな事している場合ではないのだがなあ。