ビートかFFのメモ

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FF12IZJS ROUND6-貴公子の機工士.7-

 大灯台の終わりまで。急激にモチベーションが下がったりでプレイ頻度が落ちていたのだが、終わらせたかったのでやることにした。

 前回の続きで大灯台残りのボス。早速だが先ずはハシュマリム

 こいつは一回目の機工士一人旅でも既にガンビット任せによるコントローラノータッチで倒しているが、今回この時点ではまだ瀕死防御力UPと万能薬の知識以外のオプションライセンスを殆ど開放していない(銃装備7開放のために力強化のみひとつだけ開放済み)ので、実質的にはある意味別のボスと考えてもいいかもしれない。

 前にも書いているのだが、ハシュマリムは無印では浮いていればHP高いだけのボスだったのに、IZJSでは回避無視でCT0の通常攻撃の繰り返し、HPが減ってくると一定間隔でロックユーやクエイジャを使ってくるボスだ。攻撃をしない行動と言えるものは実質的には「気合い」のみ。

 さて、取り敢えず最初に取った行動は、前回みたいな方法でどこまで行けるか。有効ステータス延長の効果を得ていないので、頻繁にレビテガの魔片を自分に使用してロックユーとクエイジャを隙行動にする必要があり、また、行動時間短縮も得ていないのでできるだけヘイスガの魔片を使用して攻撃の間隔を短くする必要もある。更に言うと今回は守りの指輪ではなくバブルチェーンで永続的にバブル状態にして魔片を使う手間を省いているのでリジェネによる細かい回復もできず、防具も火力重視のためにブレイブスーツを着用することに。下町のカルバドスは集めるのが面倒くさいので(バルハイム地下道の奥地でマラソンしていればだいたい20%で手に入るが、雑魚の処理が面倒)今回は未使用。レダス加入時にいくらか貰えるが、それも未使用。

 そんなわけでどうするか。最初のうちはハシュマリムからの通常攻撃で500程度といくらでも耐えられるのだが、瀕死攻撃力UPで終盤は800程度を結構な頻度で連撃してきたり、回復に手間取ってレビテトが切れたタイミングでロックユーやクエイジャを被弾したり(どちらも800程度のダメージだったと思う/メモがない)で最後の何発かが遠いという印象を受けた。そのため、最終的には以下のような装備とガンビットで突破することになった。

 

ハシュマリム(挑戦回数4回)

装備 ガンビット
アルデバランY 敵1体:デスペルの魔片
風のペネトラテ HP<30%の自分:エクスポーション
デュエルマスク 自分自身:レビテガの魔片
ブレイブスーツ 自分自身:ヘイスガの魔片
バブルチェーン HP≧30%の敵:たたかう
  HP<50%の自分:エリクサー
  自分自身:バッカスの酒

BS最速

与ダメ12740~16124(バッカス使用時は19110~24186)

戦闘前にプロテス・ヘイスト・レビテトを付与。

 ガンビットを見ればわかると思うが、今回はハシュマリムの体力を62,718まで削り、そこから自分のHPを確保してからバッカスの酒を使用し、速攻をかける手段だ。この方法にしたのは3回目の挑戦の時で、2回戦ってみて終盤の瀕死時の連撃を耐えるのは無理があると判断したからだ。判断が早いとかもっと粘ってみろとか言われそうではあるが、1500回復してその最中に800程度のダメージを連発されたら確実にジリ貧だ。ここであらゆるオプションライセンスを開放してもいいかと思ったが、これで突破できると判断できたので今回は特に開放もなく勝ちを取った。

 ちなみに3回目の挑戦の時は、エリクサーの使用タイミングをHP<40%の時にしていたのだが、ハシュマリムのHPを30%まで削った際にヴァンのHPが40%以上だったので回復なしに狂戦士状態になってしまい、火力で押し切る前に押し切られる形となった。そのため、余裕をもって半分未満の時に使用できるようにした。使用アイテムはデスペルの魔片1個、レビテガの魔片3個、ヘイスガの魔片4個、エクスポーション26本、エリクサー3本(準備で1本、戦闘中の回復で2本)、バッカスの酒1本だ。連撃が重なると割と50%での使用も危うくなる。安定するかと言われると自信はないが、オプションライセンスを全部習得済みなら安定しそうではある。

 

 そしてとうとう大灯台の目玉であるガブラス・シド・ファムフリートの連戦。…の前に消費アイテムを回収する作業。とはいえ最初はエクスポーションを買いに行くだけで、何度か行う戦闘の間に他の消費アイテムとかも回収することになった。

 先にボス達から貰うダメージ等を。まずガブラスだが、プロテスを得ている前提でエグゼクションを除く攻撃で約500のダメージ。守りの指輪を装備していればもう少し低いダメージになることも。エグゼクションは1000程入るパターンもあったのだが、幸いガブラスの攻撃はどれも回避が可能で、正直この段階ではHPの高い雑魚戦みたいなものと考えてもいい。ちなみに属性とかはない。

 次にシドは、CT15と比較的早いペースで防御無視のダメージを与えてくる。プロテス時こそ500程度と考えていいが、後半は700~800と馬鹿にならない数値になる。また、大技として「魔審銃」「S85式炸裂魔砲」という技を使用してくるが、威力自体は通常攻撃と変わらないか少し高いかぐらいで、必中でないことを考えると(基本命中率は100だが回避できる)そこまで脅威ではない。聖属性弱点、闇属性吸収、他属性は全て半減される。またファムフリート召喚後は様々なオプションが付与されるが、多いので割愛させていただく。また、ファムフリート召喚中はそれに対してプロテス・シェル・ヘイストを使用することがある。

 最後にファムフリート。通常攻撃が600程で暫くは回避可能。HPがそこそこ減ると「蒼の砲撃」を使用し、1100~1200程度のダメージを与えてくる。さらにHPが半分まで減ると「ウォタジャ」を使用する。こちらは蒼の砲撃より多少威力が低いぐらい。ちなみに通常攻撃とウォタジャに沈黙の追加効果があるが、今回の周回では全くもって意味をなさない。火属性弱点で水属性吸収、残りは無効。

 今周回では、連戦ということで装備とガンビットガブラスからファムフリート全て倒すまで変更を不可とした。これはナイト・モンクの頃にもやっていたし、以前の機工士一人旅では連戦中に装備を変更してしまったので、それをせずに倒せないものかと思うところがあった。

 まず考えたところは、ファムフリート戦をどこまで短縮できるかだったので、純粋にアルデバランY+ナパームショットによる速攻を試した。行動スピードが遅いのでヘイスガの魔片が必須になるが、結論から言うとシドとファムフリートの通常攻撃による猛攻が激しくて回復に手間取るだけだった。事実この連戦で一番厄介な行動はいずれも通常攻撃で、大技とかは一定のHPを保つから脅威と考えていない。そして連戦と言えどもファムフリート召喚中はシドとファムフリートの攻撃に耐えなければならず、プロテスもとっくに切れている状態のヴァンでは到底耐えられるわけがない(重装備と守りの指輪でも使えれば話は別だったと思うが)。

 そして、結論から言うと一回1500の回復に対してシド600程度のファムフリート600程で連撃、戦闘が長引けばシドからはクリティカルヒットファムフリートからは連撃を貰うので1500を超えるダメージを貰う事になるので、ここでオプションライセンスを全て取得しないと勝てないと判断した。エリクサーとラストエリクサー99本ずつあれば話は変わったかもしれないが、流石に一個収集するのにセロビ台地で乱数調整するのに時間がかかり過ぎるし、PS2の寿命的にも厳しいと思うのと、何より面倒くさい気持ちが勝ってしまった。なのでここでポーションの知識1~3、行動時間短縮3マス、力強化残りの2マス、有効ステータス時間延長を開放した。ついでにガンビットプラスも全部。

 それと、ファムフリートを速攻で倒したほうがいいと書いたものの、シドはファムフリート召喚後に様々なオプションが追加されるのだが、その中に銃・計算尺耐性と瀕死防御力UP、さらには通常攻撃力UPも得るので、銃による攻撃は効果が薄いと判断し、銭投げの使用にも走っている。もっとも、銃による攻撃はCTがあまりにも遅く、行動時間短縮とヘイストがあっても両方からの攻撃の最中にこちらから攻撃を仕掛ける事ができないのでこの判断は正しいと考える。

 

 で、最終的な装備とガンビットが以下。

ガブラス(一回目)・シド(二回目)・ファムフリート(挑戦回数15回)

装備 ガンビット
ユークリッド定規 HP<40%の自分:エクスポーション
なし 自分自身:バブルの魔片
デュエルマスク 自分自身:ヘイスガの魔片
ブレイブスーツ HP<50%の自分:たたかう
賢者の指輪 「火」に弱い敵:銭投げ
  HP≧50%の敵:たたかう
  「聖」に弱い敵:銭投げ
  敵1体:銭投げ
  自分自身:たたかう

BS左から2番目

与ダメはガブラス748~947、シド1497~1895(どちらもユークリッド定規による攻撃)

 

 基本動作としては、ヴァンは銭投げを使用して相手にダメージを与えていくのだが、どうしてもバブルを付与して大きいダメージを図りたい。そこで賢者の指輪を装備して聖属性を吸収できるようにし、ユークリッド定規による自打によってある程度回復ができるようにしておく。また、自打による回復量を高めるために永久ブレイブの効果のあるブレイブスーツを装備している。自打が発動するHP区間は2194~2742の間と、敵に感知されていない時と敵を感知していない時。そして念のために自打でバブルを継続できなかった時のために、自分自身:バブルの魔片も組み込んだ。こっちは集めていないため所持数2と心許ない状態だったが、あくまでも保険をかけていたようなものなので、発動しないに越したことはない。結局のところ一番下の自分自身:たたかうは余分になってしまったのだが、銃による攻撃を試みていた際にシドと対峙中に、こちらがシドを感知できず、シドから一方的に攻撃されるという状況に陥ったので、その時間で使用できるようにと入れておいた。ちなみにこのような状況に陥った理由はわからず、たまに解除されることもあるのだが、その条件もわからないままだ。

 で、銭投げ。基本的にはこちらのHPが50%以上の時に発動するようになっているので最低でも2743(バブル中)を与えられる。シドとガブラスだけはHP≧50%の敵:たたかうが適用されるのだが、これは自打によるバブル付与および継続のチャンスを増やすために設置した。結局効果があったかどうかと聞かれるとわからないとしか言えないのだが。

 結局使用したアイテムはエクスポーション79本、ヘイスガの魔片18個と使用したギルは248,921ギルだった。貰うダメージ等を先に書いてしまったので殆ど書く事がないのだが、正直この装備とガンビット、オプションライセンス習得状態でも安定するかと言われると怪しいと感じた。クリティカル率5%のシドが二回連続で当てたり、ファムフリートも連撃が多かったら回復に手間取ってアイテムが尽きる可能性だってある。実際一度残りHPが二桁になったところも見えたのでもしかしたら乱数次第では落ちている可能性もあったわけだ。

 シドに関してはもう一つわからないことがあり、瀕死攻撃力UPを得るとの事なのだが、実際瀕死になっても貰うダメージが増えたようには思えなかった。バトルアルティマニア9刷の表記が間違えているのか、IZJSアルティマニア4刷を読み足りないのか、はたまた違う何かなのかわからないが、まあ勝てたので深く考えない事にした。

 

 連戦後のムービー直後のセーブタイムは49:50:28だった。別に狙っていないが50時間は切れないな…まあ無駄な行動も多かったので仕方ないが。

 取り敢えず残りは空中要塞バハムートのみ。もう強化ができないので戦略でねじ伏せるしかないが、ガブラスに対しては以前の周回と全く同じになるので、ヴェイン三連戦をどう切り抜けるかぐらいしか書くところがない。やる気力があれば早いうちに。おしまい。