ビートかFFのメモ

IIDX,BMS,FFXII,etc...

FF12IZJS ROUND3-Vaan Knight Carnival.LAST-

 シナリオが終盤に向かえば向かうほど中途半端になるのが私のクオリティ。やることと言えばバハムート艦に突撃してヴェインを倒すだけなのでこれが最後の寄り道ポイントにもなる。とは言えど、既にやれることも限られているのが終盤。

  一先ず前回のセーブ終了後から、最後の武器調達という事で大灯台へ戻ることに。64階辺りのエリアに出てくるネクロマンサーから「生命のロウソク」を入手。アイテム名見ればわかる人もいるであろうが、実は大灯台の連戦終わるまで、このアイテムを入手するにはクリスタルグランデの奥地でイビルスピリットを待ち続けるとかしないといけないと思っていたのだが、アルティマニアとFF用語辞典を読み返して大灯台の中層でも入手可能と知ったため、一番入手が簡単であろう中層で狙う事に。で、ここでさらに気が付くのは、ハシュマリム戦前にこのアイテムを入手することも可能であったということ。だからと言って初期レベルで突破できるかと言われると、私にはできる自信がないため今後の別周回の手段として頭の片隅に入れておくことに。ちなみにネクロマンサーからは盗む、心得ありでのドロップで狙えるため一回の試みで最大2個入手可能。確率自体はそこそこ低いので何度もセーブリセットすることにもなるであろうが。

 生命のロウソクの入手が終わってからはセロビ大地へ向かい、シールドドラゴンから輪竜のウロコを入手。戦闘自体は最強の盾入手後であるため何ら問題なし。近くを彷徨っているガルピュデスに注意するぐらいか。必要数集めてから先述の生命のロウソク、輪竜のウロコ、そして随分前に入手したレーシーを売却して最後の武器「デュランダルA」を入手。武器の性能としては、片手剣のくせに攻撃力が103もあり、連撃値が他の片手剣の倍の10に設定されている。回避もブラッドソードAに劣るものの、15あるため最強の盾と合わせればだいたいの通常攻撃は回避可能である。回避無視は知らん。他のアルファベット付き武器に比べると地味な強化とか用語辞典に書かれているが、これでも立派な武器だと思う。透明武器のせいで全て台無しではあるが。そういえば結局今回の周回で「ブレイクブレイド」「デュランダル」は入手しなかったが、使う事はないんだろうなと察していたからまあいいか。それでいいのか片手剣。

 その後は強化アイテムを適度に入手。内訳はバブルの魔片20個、下町のカルバドス20本、ヘイスガの魔片10個。そんなわけで無事に最強(仮)の片手剣を入手したところでバハムート艦に記念すべき一回目の突撃。突撃時のレベルは大灯台を突破した際のレベルの32で開始。最初のガブラス(2回目)戦は瀕死まで削ってガブラスの火力に押し負ける。一回目の戦闘は入手したはずのデュランダルAを装備し忘れ、二回目は装備しても負け。どちらも瀕死まで削っている。当初の予定ではこんな設定をしていた。

■ジャッジ・ガブラス(2回目)(挑戦回数:3回)

装備 ガンビット
武器:デュランダルA HP<50%の敵:リフレガの魔片
盾:最強の盾 HP=100%の敵:デスペルの魔片
頭:グランドヘルム 自分自身:バブルの魔片
体:グランドアーマー HP<60%の自分:エクスポーション
アクセサリ:守りの指輪 HP≧30%の敵:たたかう
  自分自身:下町のカルバドス
  自分自身:ヘイスガの魔片
  自分自身:バッカスの酒

 最速、倍速オフ。

 バハムート艦に突入する前に適当な雑魚を倒し、ドロップした時のメダルで付与されるプロテス効果を得てから突入。道中の兵士やら何やらをスルーし、昇降機エリアでバブル、ブレイブ、ヘイストを付与してから戦闘に入る。

 魂胆としては、簡単に言えばハシュマリムを倒す時と同じで、ある程度HPを削ったら自分をバーサク状態にし、殴り合いを制するという戦闘を期待。ヘイストを初期状態で得ているため、開始早々デスペルで剥がしてさっさとガブラスのHPを50%まで削る。会話後すぐにリフレガの魔片をガブラスに使用してそこから凌ぎつつガブラスのHPを30%まで削り、自己強化の後にバーサク状態になり一気に削る作戦。

 こんな設定をしていたのだが、いざガブラス戦に入っていきなりヴァンが取った行動が「自分自身:バッカスの酒」だった。何事と思って思わずコントローラを手に取ってガンビットを確認したら、「HP≧30%の敵:たたかう」が「HP<30%の敵:たたかう」になっており、何故か「HP=100%の敵:デスペル」もスルーして自分がバーサクになっていた。これに関してはただ単純に入れ忘れたで済むかもしれないが、≧と<は役割が変わってくるからかなり困る。と思っていた。

 実際また兵士共を総スルーして抜けるのが面倒だったため、戦闘を見守っていたのだが、あっけないぐらい簡単に突破してしまった。色々考えた時間を返してくれと思ったが、まあ楽に突破できたならそれでいいかという事で。実際のガンビットは下準備をしてから「自分自身:バッカスの酒」だけで問題なしという事で、使用アイテムは戦闘準備・戦闘中と合わせてバブルの魔片1個、ヘイスガの魔片1個、バッカスの酒1本。ブレイブは魔法のブレイブで付与した。移行のガブラス戦は戦闘のカウントこそしなかったが、負けることはなかったため省略。

 で、最後の連戦となるヴェイン、ヴェイン=ノウス、不滅なるもの戦。この戦闘は装備・ガンビットともに変更なしで行うことにした。レベルも上げてしまっているし、このぐらいの制限(といえるのかはわからないが)は設けておくべきだと思った。そんなわけで最後の装備とガンビットは以下に決定した。

■ヴェイン、ヴェイン=ノウス、不滅なるもの

装備 ガンビット
武器:デュランダルA 「ヘイスト」の敵:デスペルの魔片
盾:最強の盾 「フェイス」の敵:デスペルの魔片
頭:グランドヘルム 「ブレイブ」の敵:デスペルの魔片
体:グランドアーマー 自分自身:バブルの魔片
アクセサリ:守りの指輪 HP<60%の自分:エクスポーション
  自分自身:下町のカルバドス
  自分自身:ヘイスガの魔片
  「聖」に弱い敵:たたかう
  「闇」に弱い敵:たたかう
  最もHPmaxが高い敵:たたかう

 最遅、倍速オフ

 昇降機で上がっている最中にバブル、ヘイスト、ブレイブの順に付与。

 装備に関してはもう言わずもがなと言ったところではあるが、アクセサリに関しては守りの指輪とバブルチェーンでどちらにするかを悩んでいた。バブルチェーンのメリットは何といってもバブルの切れ目の事故を無くすことが可能で、回復さえ間に合えば常に高HPを維持しやすい。瀕死時のメリットも多いのだが、一人旅ではなかなか生かすことが難しいため、今回は防御と魔法防御の数値を高める事を優先した。

 ガンビットに関しては、ヴェイン=ノウスと不滅なるものが共通して開始時にヘイスト状態になっているため、それの解除を優先。時間が経てば勝手に消えるが、その間に色々やられても嫌だと思ったためである。「フェイス」「ブレイブ」は、不滅なるものがそれぞれ60%、40%までHPを削られた際に自己強化してくるのだが、その際の攻撃に少しでも耐えられるようにという意味合いでセット。それぞれ一度しか使わないため、デスペルの魔片は数多く用意する必要はない。また、フェイスやブレイブの前後は危険な行動がないため自己強化よりも優先のセットにしている。

 敵側の強化の下にセットしているのはヴァン自身に対する強化及び回復。HPは常に高くしたいため、回復の上にバブルの魔片をセットしている。ブレイブ、ヘイストは回復後でいいと判断したためそれより下に。なお、不滅なるものが適宜「貫通デスペガ」を打ってくるため、数はさほど容易しなくてもよいとなった。カルバドスとヘイスガの魔片の入手の時間を返してくれ。なお、バブルの魔片はいちいち解除されようと守りの指輪があればHPを2500程度維持できれば死ぬことはない(はずな)ので、不滅なるもののHPが60%まで減るまでぐらいになくなる量が適量。結局数個でいいって事になるが…。

 最後に攻撃のガンビット。「聖」「闇」に弱い敵は、ヴェイン=ノウス戦でオマケにやってくるセフィラの数を減らすのを目的でセット。セフィラを倒した数だけヴェイン=ノウスの攻撃値が下がるため、ある程度倒したほうが楽と判断し、今回は取り敢えずセフィラを二体倒す事にした。事故でガブラスが倒しきるなんてことはないが、それで1体倒されてもさほど影響がないのもそのぐらいと思った。その後はHPの一番高い相手、今回で言えばヴェイン系統を狙うようにセット。

 最後に戦闘スピードだが、最遅なのは回避無視を持たないヴェイン=ノウスと不滅なるもので回復が間に合うようにというため。実際は最速でやろうとしたところを間違えて最遅のまま突っ込んだことが原因にある。

 説明がそこそこ長くなってしまったが一回目のヴェイン戦。最終装備、ガンビットに最速で突入している。この戦闘ではラーサーがアザーメンバーとして登場し、ヴェインに殴りかかるだけでなく、たまにこちらにプロテスをかけてくれるかもしれないという優秀なメンバーとなっている。どの程度の確率でかけてくれるかは不明(アルティマニアには中とある)なため、期待はしないでおく。また、回復ガンビットがHP<50%のため、回復も期待はできない。少しでも火力となることを祈るメンバーとなっている。何度も書いているが、アザーメンバーは特に制限していないので、これに関しては最大限利用するものとしている。

 これまた長くなったので結果だけ書くと、ヴェインを瀕死まで削ったところで600~1000程度のダメージを連撃で貰って負けている。たぶんLV32のままでも突破はできるであろうが、ジリ貧で面倒なため少しだけレベルを上げることに。

 セロビ大地で適当に雑魚を狩ってLV35まで上げてから突入。ヴァンのHPは3500を超えた辺りである。二回目の突入だが、ガブラス戦はもう面倒なのでさっさと自己強化してバッカスの酒使用で撃破。負けなし。でガンビットを整えていざ連戦…だったのだが、「HP<60%の自分:エクスポーション」のセットを忘れる。が、ヴァン瀕死時に被ダメをそれなりに抑えられて、無事にヴェインを突破。ヴェイン=ノウス戦は目的のセフィラを倒してそこそこHPを削られながらも突破。ヴァンが意外と瀕死時にしぶとくてあまり回復に拘らなくてもいいのではと思いながらの不滅なるもの戦。意外としぶとく生きているからもしかしてそのまま突破してしまうのでは、と思いつつ眺めていたらHPを60%まで削ったところでアセンションをくらい、そのまま貫通ブリザガが命中してしまい負け。

 三回目の突入。装備、ガンビットは整えたが、バハムート艦の道中を進むためにバトルスピードを最遅にしていたが、そのまま全ての戦闘を行っている。ガブラスはもうさっさと終わらせたいという一心で倍速モードまで使用。この方が安定しているっぽくてプレイ終盤のいい加減さがよくわかる。ヴェイン戦。後半から回避無視を得るものの、攻撃CT0を得ないためにバトルスピード最遅の恩恵を受けることになった。スピードが速いままだと回復モーション中に相手の攻撃が始まりそのままジリ貧になったのだが、最遅だとある程度受けきれるためこちらも攻撃が可能になる。怪我の功名とはいかないが、何かラッキーといった感じでの突破になった。ヴェイン=ノウス戦。後半限界突破で物理も魔法もCT0を得るが、最強の盾の回避性能が優秀なため脅威にはならない。魔法攻撃もサンダガに関しては無効にできるのでそこまで強い相手とはならなかった。

 最後。不滅なるもの戦。この戦闘に関してだが、コントローラーノータッチではなくなっている。ひとつはL2ボタンの敵注目カメラ(システムの名前が不明なので勝手に命名)を使用。前周回の機工士一人旅での戦闘中、敵注目をしないがためになかなか攻撃せず、ただただ消費アイテムを使いまくるという現象に陥ったため、この戦闘に限りL2ボタンを押しっぱなしにしている。もうひとつは相手を瀕死まで削ってから一度△ボタンを押してその時点でのタイムを確認している。戦闘中はそれ以外のボタン及びスティックに関しては未使用のため、ご容赦願いたいところである。

 戦闘開始と同時にデスペルの魔片でヘイストを解除。回避は可能だが攻撃の手数が増すとその分被ダメが増えるため、それを抑えるためである。ここから60%までは特に苦戦もなく削ることができた。60%まで削ると暫く魔法メインの攻撃が続く。しっかりと「フェイスの敵:デスペルの魔片」が発動したことを見届ける。最強の盾は魔法回避も出来るが、物理回避に比べると低めなのでなるべく被弾しないことを祈るHP帯である。この周回における不滅なるもの戦は、このHP60%~40%が一番面倒と思われる。相手の攻撃可能な範囲が広く、不滅なるものが画面外にいる最中に攻撃が飛んでくるために耐える時間が必然的に増え、さらにこちらの攻撃ペースが落ちる。どのHP帯でも画面外に行かれたら攻撃できないが、このHP60%~40%帯は特にこちらの攻撃頻度が落ちているように感じる。逆を言えば、ここさえ耐えきれば後はこちらのHPにさえ気を付ければ問題がないので連戦最大の山場であるとも考えられる。なお、このHP60%~40%の間でバブルの魔片、下町のカルバドス、ヘイスガの魔片は全て使い切ってしまった。貫通デスペガの頻度が多いため仕方がない。

 HPを40%まで減らすと今度はブレイブを使用した後にカタストによって暫くの間物理ダメージが無効になる。ブレイブの解除を見届けてから攻撃を回避しつつカタスト解除まで待ち、そのまま攻撃を続ける。物理攻撃に関してはほとんどくらわないため、守りの指輪によるリジェネで回復が殆ど間に合う。たぶんこの周回の不滅なるもの戦で一番安堵できるHP帯かもしれない。

 瀕死まで削ったところで一度△ボタンを押して時間確認。76:23:30程だった。不滅なるものが瀕死になると絶対防御で一定の間物理、魔法のダメージが無効になるが、一回目のテラフレアで解除となる。解除後は通常攻撃と魔法を織り交ぜつつテラフレアを打ってくる。上手くHPを高く保っていたが、二度目のテラフレア⇒その後の攻撃で一度ヴァンのHPが54まで減らされる。回復がどうにか成功し三度目のテラフレアの表示がされた瞬間にこちらの攻撃が当たり不滅なるもの戦終了。そんなわけで挑戦回数3回(バハムート総突撃回数6回)で終了となった。

 

 そんなこんなで無事にこの周回を終わらせることができた。最初はできる限り初期レベルで行こうと思い、ややなんでもありの状態で進める事でフェンリル撃破までLV1を保つことに成功。今思うとハシュマリム戦からは(それ以前もだが)もっと何か詰めることができたのでは、これをこうするといいのでは、みたいに思うところもあるが、取り敢えず終わったというところだけよしとしておく。

 他のジョブの一人旅も触ってみたいと思っていたが、暫くは遠慮することにした。確かに装備もアイテムも何もかも一人分集めればいい、一人分だけ考えればいいので楽なのだが、結局「レベルを上げて物理で殴る」という戦闘パターンになってしまった感が否めないので戦略があるかと言われると微妙であるからだ。次周回は初心に戻るという意味合いで、しっかり6人フルで活用できるようなものにしたい。もちろんボス戦に限りガンビットオンリーの戦闘に何か制限を加える感じで。

 

 全く関係がないと言い切れないが、来年のいつだかにFF12のリメイク?が発売されるらしいが、それに関しては色々と情報がわかるまで未購入、あるいは購入見送りという選択肢を取ると思う。一番大きい理由は私が未だにPS4を購入していないからで、色々と据え置き機のゲームを持っているため置き場がない。ちなみにPS3すら購入していないので、そろそろ古いものは処分すべきなのかとも思ったり…。今使っているPS2も型番が30000台ので、かなりの年季が入っていていつ逝ってもおかしくはないのだが。ゲームのシステムはゾディアックという文字がある時点でたぶんIZJSと同じ、あるいはそれに調整を加えたものであるとは思うが、無印の戦闘システムもあればちょっとやってみたいと思ったり。まあ一先ずはIZJSを続けるかと思う。

 シナリオがどうなるかはわからないが、私自身はFF12のシナリオが嫌いではないのでこのままになってくれればいいかなと。もう見るの面倒で飛ばすことが多いけれども、大灯台連戦後と不滅なるもの戦直前のムービーだけは見ているので変な変化がない事だけ祈る。

 

 長くなったがこれにてFF12IZJS ROUND3-Vaan Knight Carnival-を終了。